2022年06月28日

理事、監事、社員、支部長

アマチュア無線を50年近くやっていて、初めて社員総会なるものに参加して、感じたことをもう少し述べます。
わたしが無知だったのかもしれませんし、私の今回の総会参加で思ったことなので、ちょっと違うという方もいるかもしれません。でも、そんなに的を外していないと思います。

理事
 理事は、別格に力を持っている役職です。理事会(JARLNEWSによく報告が載っているのです)でJARLのほとんどの方向性が決まります。ですから、JARLの心臓部と言えます。
 そして、この理事は、会員の選挙で選ばれて、さらに総会で信任を受けることになります。2年前の総会、そして、今回も、総会で不信任というねじれ現象が起こりました。
 この2段階の関所があるというのは、いいか悪いか、私はよく判断できません。ただ、直観としては、昨年述べたように、会員が選挙により「よし」としているものを、総会で否決してしまうのはどうかという疑問は残ります。私は全員に信任の意思を示しました。
 大切なことは、理事を選ぶ権限は、一義にに会員にあるということです。そのため、私も総会の席でしゃべってしまいましたが、「理事になる人ってどんな人?」っていうのをよほど考えて投票しなければならないということです。選ぶための十分な資料が必要だということです。何となく聞いたことがあるコールだから、今理事をやっているから、立派な仕事をしているから、とか深く考えないで、〇をつけては、駄目だということです。自分との交信歴があるか、また、今はネットの時代ですから、アマチュア無線に対してどんな思いを持っているのか、どんな仕事をしているのか、どんな成果を出しているのか、きちんと調べて、「この人ならJARL」を託せるという方をきちんと選ぶことが大切だと感じました。
 議案の時、言おうかどうか迷いましたが、「候補者は今日みんな来ているのだから、学歴などの紙でなくて、一人30秒でいいので、アマチュア無線に対する思いをスピーチしてください。」と言おうと思いました。総会に集まった社員が、事前準備(私は、全ての理事について交信したかどうかのみを調べて、ほとんど交信したことのない方ばかりで、ちょっとがっかりはしていました)もそこそこに、賛成、反対の手を挙げることは、危険なような気がします。ちょっと総会の中で、「○○理事は、あの時に○○しましたね。あれはどうなっているんですか。」みたいな質問がでると、大きく信任不信任の数字が変わってしまうようである意味こわいなあと思いました。
 ですから、私達は、これからの2年間、それぞれの理事がどんなことをしたのか、しゃべったのか、それと根本的に無線が好きなのかどうか、どんなことをやっていこうとしているのかなどしっかりと見ていくことが大切だと思います。

監事
 監事はお金だけではなく、理事会がきちんとやっていうかどうか、チェックするという役です。ですから、表現はぴったいとは思いませんが理事会にべったりの方では、たいした機能はしなくなります。お金についても、領収書一枚一枚を見て、「これ、どうなの?」と言える人、また、もちろんアマチュア無線が大好きで、広く親しんでいて、森の一本一本の木の細かい所と、広く森を見て、JARLの方向が正しいのか、会員の思いを受けた運営になっているのか、きちんと言える人がならなければならないと思います。

社員
 理事は、主催者席に座っています。その他の社員は、一般席ということで向かい合います。社員は、地域ごとに選ばれた方と、私のように支部長がなります。誤解を恐れないで言うならば、仕事としては、支部長の方が、何百倍もやることがいっぱいだということです。地域ごとの社員は、総会できちんと意見を伝えることが大きな仕事です。これも言葉を変えて言うならば、社員はいかに普段から会員の声を聞き、自分なりのアマチュア無線に対するベクトルをしっかりと持ち、それを総会に伝えていくという仕事です。やり方によっては、いくらでも楽できる役ですし、また、やり方によっては、日常のハムライフや各支部の事業を通して会員の声を聞き、総会に反映させていくこともできる大切な役にもなると思います。
 ですから、せっかく総会に参加するのであれば、準備書面という形で、一年間の会員の声から自分が感じたものをきちんとまとめ、総会に伝える、また自分の思いをきちんとしゃべる。ただ、賛成、反対に手を挙げているだけであれば、地方を代表する役としてはどうなのかなと新人の私は思いました。

支部長
 地方ごとの社員と同じ席です。同じ議決権を持つ一人ですので、総会での発言も許されます。(結果として2回もしゃべってしまいました。)支部長は、各支部の支部運営の責任者ですから、やり方にとっては、かなりハードな役職です。ちなみにこの2年間で役員メールは2600通を超えています。また、ほぼ毎日のように電話連絡などもあります。夜寝られなかった子もありますし、一行二行で須磨増すことができないほど、人間関係の調整などでも苦労しました。でも、「現状維持は後退」という言葉だけは、常に頭の中央に掲げ、走ってきました。
 これもやり方だと思います。私のように人生はアマチュア無線という方もいますし、支部によってホームページがかなり昔のまま、また、ずっと工事中になっているところがあります。きっとやりてがなくて、しかたなく引き受けた支部長さんなのかなあとも思います。だから私は総会で言いました。ただ、支部長に任せて各支部のこと、よろしくおお願いしますだけではなく、オンラインでいいので、研修を行い、それぞれの支部に新しい風を起こしていくことが大切であると。自分のことを言うわけではなりませんが、何もやらないより、やって失敗した方がよっぽど、支部のためになるし、やって成功したのであれば、支部にとってものすごい財産になると思います。
 支部長は、支部の代表であると共に、述べたように議決権を持つ社員であります。私は会員の思いを全て準備書面に盛り込めたわけではありませんが、支部の意見を聞き、きちんとまとめて、「うちの支部としてはこう考える。」っていう思いを伝えるという責任も大きいと思い、そうしました。
 いずれにしても、かなりエネルギーを使う役職であります。ですから、支部会員は、「役員に任せておく。」ではなく、それぞれが参加できるもの、協力できるものに積極的に手をあげて、一緒に運営を進めていくという考えが必要だと思います。そうでないと、それこそ、全国でいくつか見られるように、「支部長やる人いません。」みたいな最悪の状態になってしまいます。

 私は、総会に初めて出ることによって、今まで感じたことのないことをいろんな角度から思うことができて、それは良かったと思います。ただ、現実会員の中には、カードだけちゃんとやってくれればいいという方も多いのも知っています。ですから、人生はアマチュア無線、という私ようなの方は、理事会報告などにもきちんと目を通し、思ったことは、支部長や社員に伝え、また、どっちにも流れそうな方には、「今、JARLはこうなって、ここをがんばっていて、ここが課題ですよ。」ということを教えてあげることも大切だと思います。そのような地道な活動が、大切な選挙につながって来るものと思います。

でも、私を含めて23名が出した準備書面(質問や意見)の多くに触れた答弁がもらえたということは、思いを伝えることができて良かったと思います。その準備書面を見てみたい方は、私に言ってください。もうPDFにはしてあります。

思いは私の思いで、文責は私にありますが、事実と違うところありましたら、ご指摘下さい。
posted by jh8cbh at 20:48| Comment(0) | 日記
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